Valley / 希望ヶ丘SOHO

既存の状態を確認します。
水回りのリフォームの際は、床下配管の状況やガス管の状況、電気の配線状況が非常に重要です。
現状を図面化して、プランニングに入ります。

改修部分を解体していきます。今回は設備機器等の老朽化か著しかったこともあり、全て解体撤去しています。（フルリフォーム）
リフォームは、解体時に計画段階では分からなかった部分も見えてきますので解体の状況をみながら、図面との擦り合わせを行います。

壁下地、天井下地を組み替えて、プラスターボードを貼っていきます。
解体前の間取りからはイメージ出来ない位、広い開放的な空間となっているのが分かります。
マンションは細かい部屋割りにより、窮屈な間取りとなっていることが多いです。

V型の造形的な間仕切壁を作っていきます。ソリッド感を出す為に、コーナー部分、接合部分のディテールについては
詳細図面で検討し、現場での施工を確認します。

塗装は色見本を並べて使う色を決めていきます。右側の写真は、同じホワイトでもツヤの程度で見え方が変わるので
現場の壁に試し塗りしています。全ツヤ、7分ツヤ、5分ツヤの3種類から選びます。

今回は全て塗装としました。塗装ならではの光のやわらかなグラデーションを味わうことができます。
ホワイトの陰影が本当に美しいです。

フルリフォームは生活スタイル、デザインががらっと変わるのでみなさん生活が楽しくなるようです。